2026-06

豆知識

見えない、聞こえない方の通報。

耳が聞こえない、あるいは見えにくいといった障害をお持ちの方が、万が一の火災や急病の際にどのように119番通報を行うかは、命に直結するとても重要な問題です。現在、日本の消防では、どのような障害があっても「24時間・365日・いつでも・誰からでも」確実な通報を受け付けられるよう、専用のシステムや工夫を用意しています。その具体的な方法について、分かりやすく説明します。
豆知識

消防士を「支える」アシストスーツ

消防活動を支える最先端の技術、「パワーアシストスーツ(アシストスーツ)」についてお話しします。消防士は、重い資機材を持ち運んだり、動けなくなった人を搬送したりと、常に体力の限界に挑んでいます。前の記事でも触れましたが、腰痛は消防士の職業病でもあります。そんな消防職員の体を守り、活動を助けるために開発が進んでいるのがこのスーツです。
豆知識

消防士は危険な仕事?

「消防士=命がけの危険な仕事」世間の皆さんは、消防士にそんなイメージを持っているかもしれません。しかし、公務災害の統計としては、「危険なイメージを持たれやすい消防(全体の約4%)に比べて、警察や教員のほうが圧倒的に多い」というのが事実です。
火災(災害)事例

指拾ってこい

私が経験した様々な出動の中でも、特に強烈な記憶として残っている「新人の頃の救急出動」の出来事です、町工場からの119番通報でした。「作業中に機械に手を挟まれ、指が切断された」という内容です。現場へ向かう車内、新人の私は心臓が口から飛び出そうなほどの緊張の中にいました。そして、先輩隊員から飛び出した「切断した指を拾ってこい」という一言。それが、私が本当の意味でプロの救急隊員になった瞬間でした。