防災知識

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解体予定建物での訓練

以前私は、解体予定の建物で実際に破壊行為を伴う訓練を実施したことがあります。火災現場では緊急の場合、破壊を伴う進入や脱出を行いますが、こんな機会は滅多にありません。消防局は、管轄する建築関係の境界と提携を結ぶことで、このような解体の決まっている建物で特殊な訓練をさせてもうことができるのです。
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山火事で可搬ポンプが壊れる

急な坂道で、大きな重いボールを上に向かって押してのぼっているところを想像してください。 上に行けば行くほど、手の力ぬいたら、ボールは一気に転がり落ちて下にいる人に強い力でぶつかってしまいます。 この「押し返してくるボールの重み」が、ポンプにとっての「背圧」です。
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支点がない場合の救出方法(梯子クレーン)

災害現場では、土砂崩れで低地に人が取り残されたり、狭い路地や崖下で大きな車両が近づけないことがよくあります。また、引き揚げるためのロープを引っかける頑丈な木や建物(いわゆる「支点」)支点がない……そんな絶望的にも思える状況で、消防隊が繰り出す伝統的かつ画期的な救助技術が「はしごクレーン救助」です。
豆知識

消防研究発表会(消防機器の改良及び開発)

消防職員は、日々の消火活動や救助活動をより安全で、素早く行うために、新しい道具の開発や、今ある器具の改良を自分たちで行っています。その成果をみんなの前で紹介する場を「消防研究発表(しょうぼうきぐけんきゅうはっぴょう)」といいます。この発表会がどのようなものなのか、分かりやすく説明します。
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たて坑救助

たて坑救助とは、「マンホールや深い井戸、工事現場の縦穴などに落ちてしまった人を助け出す活動」のことです。横に広がる空間とは違い、垂直に深い穴の底に取り残された人を救出するため、非常に高度な技術と徹底した安全管理が必要とされます。その具体的な内容や難しさについて分かりやすく説明します。
防災知識

火災警戒出動とは???

「火災警戒出動」という言葉、普段あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、消防士にとっては、大きな被害を未然に防ぐための「空振りをも恐れない全力の初動」を意味します。消防車がサイレンを鳴らして走っていくのを見て、「どこかで火事かな?」と思っても、実際には火が出ていないことがあります。それがこの「火災警戒出動」です。なぜ火が出ていないのに出動するのか、その重要性と仕組みについて、現場の視点から分かりやすく解説します。
防災知識

火災現場で関係者を見つけ出す方法

火災現場に到着した私たち消防士が、真っ先に探すのは「火」ではなく「人」です。特に、その建物の状況を詳しく知っている「関係者」をいかに早く見つけ出すかが、救助活動の成否を分けます。実は、皆さんのような住民の方々が現場でどのような姿をしているか、どのような行動をとっているかが、私たちにとって重要なサインになります。消防士が現場で「この人は関係者だ!」と判断するポイントと、皆さんに知っておいてほしい「情報の伝え方」について、わかりやすく説明します。
防災知識

緊急消防援助隊とは

大規模な災害が発生した際、テレビのニュースなどで「全国から消防車が集結している」様子を見たことはありませんか?それが「緊急消防援助隊(きんきゅうしょうぼうえんじょたい)」です。一言で言えば、「自分の街の力だけでは手に負えない大災害が起きたとき、全国から駆けつける消防の精鋭部隊」のことです。
防災知識

避難所運営について

大きな災害が発生した際、避難所は命を守った後の「生活の拠点」となります。しかし、多くの人が密集し、極度のストレス下におかれる避難所では、思わぬトラブルが多発します。何度か見聞きした、避難所運営における注意点と、実際に起きた困った事例をまとめました。これを知っておくだけで、いざという時の動きが大きく変わります
防災知識

家具固定

皆さんは「地震が起きたら、まず火を消さなきゃ!」と思っていませんか?実は、現代の大きな地震で最も多くの怪我人を出している原因は、火災ではなく「家具の転倒や落下」なんです。阪神・淡路大震災や近年の大規模な地震では、亡くなった方の多くが建物の倒壊や家具の下敷きによるものでした。たとえ命が助かっても、倒れた家具で出口が塞がれれば、その後に火災が起きたときに逃げ遅れてしまいます。