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防災知識

警察と消防

警察は防犯のために鍵をかけてくださいといいます。しかし、私たち消防隊が現場に到着したとき、中から鍵が掛かっていて避難が滞っている状況が一番怖いです。扉の外側はロックされていてもいいのですが、内側からはワンアクションで外へ出られる。この状態を維持してください。
防災知識

タコ足配線は8本まで?

火災予防の観点からズバリお答えします。「たこ足配線」は、現場で何度か目にしていた「火災の火種」の一つです。結論から言うと、「何本までなら大丈夫」という基準は、コンセントの数ではなく「電力(ワット数)」で決まります。
防災知識

無窓階

「無窓階(むそうかい)」という言葉を聞くと、「えっ、窓がない部屋に住んでるの?」と不安に思われるかもしれませんが、実は少し違います。消防法における「無窓階」とは、「火災が起きたときに、消防隊員が外から救助に入る大きさの窓(開口部)が足りない階」という意味の専門用語です。
豆知識

消防法は遡(さかのぼ)る

「明日から信号無視には100万円の罰金が適応されます」と言われるとドキッとしませんか?しかし、「過去に信号した人もさかのぼって100万円徴収されます」と言われるとさらに多くの人が、ドキドキしてしまうでしょう。刑法ではこのようなことはありませ...
豆知識

職業病

消防士にとって腰痛は、もはや「切っても切れない宿命」のように語られることもありますが、その中身は非常にハードです。なぜそこまで腰を痛めやすいのか、その特殊な背景を整理しました。
防災知識

機内に持ち込みできない「モバ充」!?

リチウムイオンバッテリー(LiB)の火災がいかに「厄介で危険か」をプロの視点でお伝えします。最近の火災現場では、スマホ、モバイルバッテリー、電動キックボード、さらには電気自動車(EV)に至るまで、このバッテリーが原因の事案が急増しています。
防災知識

入れた方がいい物なんてない!

『非常持出袋に入れた方がいい物』なんてない。被災後(特に地震など)では、慢性的に物資不足となります。つまり爪楊枝一本でも『入れておいた方が良いもの』なのです。準備するものは『入れなければ、生きられないもの』を非常持出袋には入れてください。
防災知識

収斂(しゅうれん)火災

聞き慣れない言葉かもしれませんが、実は皆さんの身近にあるものが原因で起こる、非常に恐ろしい火災なんです。収斂火災とは一言でいうと、「虫眼鏡で紙を燃やす実験」が、家の中で勝手に起きてしまう現象のことです。
火災(災害)事例

ハリボテのホテルニュージャパン

昭和の火災史の中で、消防士が長らく語り継いでいるのが、1982年(昭和57年)に発生したホテルニュージャパン火災です。この火災は、単なる不運ではありません。「利益を優先し、命を軽視した経営」が引き起こした「人災」と言われています。何が起きたのか、現場の視点で詳しくお話します。
防災知識

支援100、準備0

日本大震災のとき、私たちは非常に苦しく、悔しい光景を目の当たりにしました。避難所には薬を必要とする方がたくさんいました。全国からの支援があっという間に届き避難所には十分に薬が届きました。しかし、必要な人に必要な薬が渡りませんでした。なぜでしょうか?