消防士にとって、食事は単なる栄養補給ではなく、「唯一の楽しみであり、かつ最大の試練」でもあります。
消防士たちが作る、通称「署飯(しょめし)」の裏側をご紹介します!
消防士は「料理」もプロ級?
消防署では、若手を中心に自分たちで食事を作ります。一食あたり数百円の予算で、大食漢の男たちを満足させる献立を考えます。(値段が高いと怒られます、、、というより値段が高くてまずいと不満が爆発ですので、最悪でも値段が安くなるようできるだけ安さを求めています笑)
- スピード命: いつ指令が鳴るか分からないため、短時間で作れるものが基本。
- 圧倒的ボリューム: 体力が勝負の仕事なので、唐揚げ、カレー、麻婆豆腐など「茶色くて高カロリー」なメニューが人気です。
- 味の継承: 先輩から受け継がれた「秘伝のカレー」や「特製チャーハン」など、署ごとに名物料理があったりします。
「いただきます」の瞬間に鳴る指令
これが消防士にとって最も辛い瞬間です。
- 一口も食べられない: 箸を持った瞬間に「ピーー!」と指令が鳴れば、迷わず現場へ飛び出します。
- 「伸びる麺は基本NG」: 現場が長引けば、戻ってくるのは3〜4時間後。ラーメンはうどんのようになりますので、あったとしても汁のないタイプ冷やしうどんです。(それもタレをかけるのは直前)
- ラップの山: 帰署してから、冷え切った食事をレンジで温め直して食べる時の切なさは、若手消防士が必ず通る道です。
住民の皆様からの「目」
実は、食事ひとつとっても住民の皆様への配慮が欠かせません。
「消防士がスーパーで買い物してる!」「署の食堂で笑いながら食べてる!」と通報が入ることもあります。しかし、私たちは24時間いつでも出動できるよう、署内で備えるために自炊をしているのです。買い物中も無線機を離さず、鳴れば買い物カゴを置いて現場へ急行します。
近年は、みんなの分を作ること自体が減ってきている消防署が多くなり、自分で作ったりお弁当を持参する人も増えています。
24時間の過酷な勤務を乗り切るために消防署での食事は非常に大切です、栄養バランスや現場での活動に影響が出ないよう食べるのも一生懸命で少しでも早く食べるように日々現場をイメージしています。
以上、報告終わり!


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