たまに、聞かれていたのですが、
『救急車って消防署から出ているんですか?病院からじゃないの?』
と。
救急車には消防士が乗っています!そして消防署から出ています!
今回は、まず消防署から出動してる救急車の中に乗っている人を詳しく説明します(病院から救急車が出ることもあります。)
3人1組
救急車には、通常3人1組のチームで乗っています。
まずは、それぞれの役割を簡単に説明します。
救急隊の3人の役割
- 隊長(たいちょう)
- 役割: 現場のリーダーです。
- 仕事: 患者さんの家族から話を聞いたり、搬送先の病院を探して電話をしたりします。全体の指示出し役です。
2.救急救命士(きゅうきゅうきゅうめいし)
- 役割: 処置のプロです。
- 仕事: 先ほど説明した「高度な処置」を中心に行います。心臓が止まっている人に薬を使ったり、喉の管を通したりします。そして、救急車には必ずこの救急救命士が1名以上いないといけないと決められています。
3.機関員(きかんいん)
- 役割: 運転のプロです。
- 仕事: 救急車を安全かつ、1秒でも早く病院へ届けます。到着後は、他の2人の手助け(補助)もします。
なぜこの3人なのか? - 1人でも欠けると命が救えません。
1人が運転し、1人が処置をし、1人が病院と連絡を取る。
このチームプレーがあるから、病院に着く前に命をつなぎ止めることができます。また、隊長と救急救命士を兼ねる場合もあります。その場合は、隊員が一名追加されてやはり3名で出動しています。
この中でも特に、救急車に乗っている国家資格を持った「救急救命士(きゅうきゅうきゅうめいし)」について詳しくお話しします。
救急救命士とは?
厚生労働大臣が認めた、医療の特別な資格です。
病院に着く前の短い時間に、医師の指示をもらって高度な処置を行うことができます。
そして、この資格を取るために半年から3年に渡り一生懸命勉強をして、ようやく取得できる非常に難しい資格です。通常グレーの服を着ている場合が多いです。
何ができるのですか?
普通救急隊員ではできない、次のような処置ができます。
- 点滴(てんてき):血管に薬剤や水分を入れます。
- 気道の確保:喉にチューブを入れ、呼吸を助けます。
- アドレナリンの投与:止まった心臓を動かすための強い薬を使います。
- 血糖値の測定:意識がない原因を調べます。
大切なお願い
救急救命士は、「今まさに死に近づいている人」を救うために、車内で必死に戦っています。
- タクシー代わりの場合
この高度なスキルは全く必要ありません。宝の持ち腐れです。 - 本当の緊急事態の場合
彼らの1分1秒が、患者さんの命を左右します。1秒を争う救急車が必要か1秒だけ考えてみてください。
以上、報告終わり!


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