予見できる災害

防災知識

世の中にある数多くの災害の中で、「いつ、どこに、どのくらいの規模で来るか」が事前に予見できるのは、台風や豪雨災害だけなんです。
これがどういう意味か、分かりやすくお話しします。

地震は「抜き打ちテスト」、台風は「予告ありの試験」

地震はある日突然、私たちが寝ている時でも、仕事をしている時でも、前触れなく襲ってきます。これはまさに「抜き打ちテスト」です。


一方で、台風や豪雨は違います。
• 気象衛星やレーダーの発達で、数日前から「来るぞ」という予報が出ます。
• 「何日の何時ごろに、この地域に猛烈な雨が降る」という予測がある程度わかります。
つまり、「空振り」を恐れずに準備をする時間が、私たちには与えられているんです。

「避難のタイミング」を自分で決められる


予見できるということは、「いつ逃げるか」という作戦を事前に立てられるということです。
• 地震の場合: 揺れてから「どこに逃げよう?」と考える暇はありません。
• 豪雨の場合: 「川の水位がここまで上がったら逃げる」「明るいうちに避難所へ行く」といった、自分なりの防災行動計画が作れます。

命を守るための「猶予時間」

私たちはよく「空振りはいいけど、見逃し(逃げ遅れ)はダメだ」と言います。
台風や豪雨は、空を見て、天気予報を見て、自分の判断で「避難」という勝ち筋を選べる唯一の災害です。予見できるからこそ、「まだ大丈夫」という根拠のない自信(正常性バイアス)を捨てて、早めに行動した人が確実に勝てる(助かる)戦いなんです。


地震は防げませんが、豪雨災害による犠牲は、事前の準備と早めの避難で「ゼロ」にできる可能性が非常に高いんです。

現場の知恵:
消防車が動けなくなるほどの冠水が始まってからでは、救助に向かうのも困難になります。予報が出ている今のうちに、「もしもの時の最初の行動」を確認しましょう。

ハザードマップの確認もお忘れなく。

以上、報告終わり!

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