バックドラフト

火災事例

昔USJに「バックドラフト」というアトラクションがありました。

映画のワンシーンの一部、燃え盛る工場の中で内部の柱や天井が
落ちはじめ、最後は床が、、、(ネタバレのため書けません)


昨年、大阪市消防局で2名の消防士が火災現場で殉職されるという痛ましい事故があり、現場でバックドラフトが発生したのとの報告でした。

バックドラフトとは

バックドラフトとは、火災現場で起こる非常に危険な現象のひとつです。 簡単に言うと

酸素が不足した状態でくすぶっていた火が、急に大量の酸素を得たことで爆発的に燃え広がる現象

のことです。

バックドラフトが起こる条件は次のようなものです。

  • 建物内(近年の高気密住宅)で火がくすぶり、燃焼により内部の酸素が少ない状態になっている
  • その中に、可燃性ガス(煙の中に含まれる燃えやすい成分)が溜まっている
  • そこへ突然、外から新鮮な空気(酸素)が大量に入る

この「酸素が一気に入る瞬間」に、爆発的な燃焼が起きます。

どんな時に起こりやすいか

知っておくべきポイントは次の通りです。

  • ドアや窓が閉まったままの部屋で火災が起きているとき
  • 煙が外にあまり出ていないのに、建物が異常に熱いとき
  • ドアの隙間から黄色っぽい煙が出ているとき

こうした状況は、バックドラフトの前兆である可能性があります。

気をつけるべきこと

バックドラフトは、消防士でも細心の注意を払うほど危険な現象です。 住民の方ができることは、次の点に限られます。

  • 火災が疑われる建物のドアや窓を絶対に開けない → 開けた瞬間に酸素が入り、バックドラフトが起こる可能性があります。
  • すぐに119番通報する
  • 建物から十分に離れて安全を確保する

消防士はどう対応するのか

消防士は、バックドラフトの危険がある場合、

  • ドアを開ける前に煙の色や温度を確認
  • 安全な位置から換気を行う
  • 特殊な器具を使って内部の状況を慎重に確認

といった手順で、爆発的な燃焼を防ぎながら進入します。

以上、報告終わり!

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