防災知識

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防火管理者とは

消防士の視点から見ると、「防火管理者」という存在は、いわば「建物の守護神」であり、私たち消防隊の「最高の相棒」です。住民のみなさんには、こう伝えるとイメージが湧きやすいかもしれません。
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トンネル火災

トンネルは内部に雨水が貯まらないように基本的に傾斜が設けてあります。(入口側が高い、出口側が高い、だけでなく「へ」の字のように真ん中が高くなっていることもあり)しかし、この傾斜にあることで一度火災が起きると「煙の煙突」や「巨大なオーブン」に...
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世界一わかりやすい!AEDの使い方

皆さんは、街の中で「AED(自動体外式除細動器)」を見かけたとき、「難しそうだな」「もし使い間違えたらどうしよう」と不安に思ったことはありませんか?実は、AEDを使うために難しい知識は一切いりません。皆さんに一番伝えたいのは、AEDは「電源...
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最近の救助事案

交通事故から建物事故へ実は、近年は「事故車の閉じ込め」よりも「建物での閉じ込め」で呼ばれることが増えています。それには、技術の進化や、私たちの暮らしの変化といった、いくつかの大きな理由があります。出動していた経験を絡めて分かりやすく説明しま...
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クラッシュシンドローム

「クラッシュシンドローム(圧挫症候群)」は、地震などで倒壊した建物の下敷きになり、体の一部が長時間(通常は2時間以上)圧迫された後に助け出された際、急激に容態が悪化して死に至ることもある恐ろしい症状です。阪神淡路大震災の際も、救出されてからしばらくして倒れる方が、各地で発生して居合わせた人が謎の不審死として扱われていましたが、そのメカニズムをわかりやすくお伝えします。
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消火栓

街の道路脇や、消火栓の標識のすぐ下にある赤い箱。あれは「消火栓(または地域用消火栓)」と呼ばれるものです。建物内のものとは違い、「消防車が来る前に、住民の皆さんの力で火を食い止める」ための強力な装備が入っています。元プロの視点から、その使い...
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未知の建物に進入する時のルール

今回は、火災現場で消防士たちが建物の中に入る(屋内進入する)とき、自分たちを守るためにどのようなルールで動いているか、分かりやすく説明します。火災時に、初めて入る建物がほとんどです。燃えているのが一般住宅ならなおさらです。しかも、建物が煙で視界ゼロの場合も十分考えられます。
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Live (ライブ)119

時代とともに、皆さんが持っている携帯電話が、私たちの「目」になる仕組みができました。ライブ119は、一言でいうと、119番通報中に、通報者のスマホカメラを使ってリアルタイム映像を指令センターへ送る仕組みのことです。
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警察と消防

警察は防犯のために鍵をかけてくださいといいます。しかし、私たち消防隊が現場に到着したとき、中から鍵が掛かっていて避難が滞っている状況が一番怖いです。扉の外側はロックされていてもいいのですが、内側からはワンアクションで外へ出られる。この状態を維持してください。
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タコ足配線は8本まで?

火災予防の観点からズバリお答えします。「たこ足配線」は、現場で何度か目にしていた「火災の火種」の一つです。結論から言うと、「何本までなら大丈夫」という基準は、コンセントの数ではなく「電力(ワット数)」で決まります。